■ プラモとフィギュアの祭典に3万人 「ハルヒ」「フェイト」が人気

プラモデルやフィギュアなどを展示・販売する「ワンダーフェスティバル　2007冬」（同実行委員会、海洋堂主催）が25日、東京ビッグサイト（東京都江東区）であり、約3万人以上が“ホビーのコミケ”を楽しんだ。

　「ワンダーフェスティバル」は毎年夏と冬の2回開催され、今年で21年目。プロアマを問わず約1700のサークル・企業がプラモデルやフィギュア、キーホルダー、携帯電話のストラップなどのオリジナルグッズを展示・販売した。企業ブースで、は最新作の発表会や声優のコンサートなどイベントも開かれた。

　人気を集めたのは、アニメ化もされた人気ライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」（谷川流作、いとうのいぢ画）や、PCゲーム「フェイト／ステイナイト」（タイプムーン）のフィギュアで、撮影が許可されたサークルや企業のブースには多くのファンが集まった。

　また、毎日新聞社が発行するアニメ・マンガ・ゲームのフリーペーパー「まんたんブロード」の表紙で、イラストレーターの白亜右月さんが描いた「静香の魔界大冒険」の主人公・静香をサークル「アーヴィング・ラボ」（石井独楽介代表）がフィギュア化した作品も展示され、注目を集めていた。

　次回は8月12日開催予定。